授業補習・進学・受験

楽しく学習できるために

毎日、元気に学校や塾へ通う子ども達をみていると、途上国の海外都市に住んでいるという環境や情報のハンディがありながら、子供達はたくましく頑張っていると思います。ただ、日本のように地域で育てるような環境にはないため、どうしても家庭内で全てのことを解決しなければならないことが多くなります。

そのため、問題になる前に予防するということが大切です。教育面について言えば、授業についていけないという状態まで放っておけば、授業が嫌になり、学校がつまらなくなるのは時間の問題です。

そこで、「成績が少しでも下がり始めた」とか「授業がわからない」とかいう子どもからのHelp 信号が出たら、どこからわからなくなったのか先ず戻らせることが必要です。そして、そこをわかるまで取り組ませることが不可欠です。

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授業の補習について

ご家庭での学習のみでしっかりした学力を身に付けさせたいとお考えの場合には、家で習ったことをもう一度、ノートに書いてみるという俗に「転写法」というやり方をお勧めします。

やり方の手順
  1. 今日習ってきたことをノートや教科書を見ないで、そっくり別のノートなどに再現させます。これで、ほとんどの場合「いかに授業のとき集中して聞けていなかったのか」という自己認識ができます。
  2. 次に、思い出せない部分はノートをみて思い出すようにします。
  3. ノートを見ながら、完全に思い出すまで繰り返します。
  4. わからない言葉などが出てきたら、辞書や事典で調べます。
  5. 質問事項が出てきたら、翌日先生か友達に聞きます。

これは、最初のうちは、親御様がお子様の「転写」につきあってあげることが必要です。日ごろのコミュニケーション不足の解消にも一役買うこと請け合いです。初めは「字が汚くて読めない」とか「ノートもしっかり取れていない」というショックを受けることもあるかもしれませんが、怒らず、つきあってほしいと思います。

数ヶ月して、徐々にできるようになり、そのうち、本人自らが習慣として転写を行いながら、辞書や事典などを活用して学習事項を掘り下げていくようになれれば、学力面での心配は解消されたと言えるでしょう。

机に座る習慣というものは、言って(叱って)つくものではありません。“一人で出来る”ようになるまでは、大変ですが、厳しく優しくフォローしてあげる「結果をすぐに求めない辛抱」が必要なのではないでしょうか。

日本人補習校に通うお子様の場合

日本語での授業は、土曜日のみなので、土曜日の授業について「転写法」を行います。また、補習校の授業内容は、理解しておかねばならないレベルのものなので、完璧に理解できるようにしておかねばなりません。遅れているなと自覚したら、頑張って追いつく努力が必要です。

また、理科・社会は補習校では、時間の都合上、学習できないので、理科と社会についての本や図鑑・事典などは、常に家に常備しておき、テレビなどで疑問に思ったことなどがあれば(例えば、選挙とか歴史とか天気や虫などのこと等)すぐに調べさせることが大切です。「こどもニュース」などの視聴もお勧めします。ニュースを話題にできる家庭に育った子は、社会性を持った子になると思います。

インターナショナルスクールに通うお子様の場合

英語を使い多様な国籍の人と一緒に何かをしていくためには、「英語が使える」だけでなく、英語を使って自分が出来る何かを持たねばなりません。そのためには、英語での「読解力」を持たせることが必要です。インター校での宿題としての読み物を読むだけでなく、3年生くらいからは、辞書をつかって分からない言葉を自分で調べながら読んだり、書店へ行って、毎月3、4冊はレベルに合った書籍を読ませたりする習慣づけも必要でしょう。また、英検などの資格取得のためには、受験的な学習期間も必要です。

また、インター校生とは言え、インター人というものは存在しないので、自分のアイデンティティを確立する努力が、日本人学校に通う子以上に大切になってきます。日本人としてのアイデンティティの基礎は小学生時代に築かれると思います。

そのため、時間上だけで見れば、日本人学校に通う子が日本語を通して各科目を一年間学んでいる約700時間もの学習時間を、インター校での学習時間以外のどこかで作らなければならないことになります。それは、何と言っても家庭であり、次に補習校となるでしょう。テレビをだらだら見たりゲームを何時間もしたりしている余裕はありません。補習校、家庭のみでは十分な学習時間を作れない場合は、塾などの活用も検討してほしいと思います。

国語力について言えば、漢字力とかなりリンクしているので、漢字学習を読み聞かせや読書等を通していかに自然にできているかが当面の課題となるでしょう。漢字に興味を持つまで教えるのは教える側の責任です。

最後に

基礎学力は、人種を超えたものです。英語力も大切な時代ですが、自分の考えをしっかり持っていないと折角の語学力も活かせません。独創的なしっかりとした考えや自分の意見を持つには、調べたり深く考えたりする力が要ります。また、それを第三者に伝えるには、語学力+αが必要です。それらを持つために不可欠なのが基礎学力と言えます。

これからの国際社会で有為な人材になってもらうためにも、縁あってホーチミン市という途上国の都市に住んでいることが貴重な経験であり「海外にいることをメリットに考える」ことが大切だと思います。例えば、子どもが「ベトナムって嫌いだ」とか言った時、話を合わせたり、かわしたりするのでなく、何が嫌いなのか?どうして嫌いなのか?を丁寧に聞いてあげて頂きたいと思います。

そして、一緒に調べたりしながら子どもの誤解を解いてあげて、それから、どうして嫌いだと思うようになったのか?どうすればいいのか?を一緒に考えてあげてほしいと思います。その時こそ、問題を自分で考えて解決し、それを他者に伝えるという時代が求める能力を獲得する貴重な瞬間だと思います。世界のスモールサイジングが留まることはありません。

将来、子どもが社会人となった時、ベトナムやアジアの国で働く可能性もある時代です。その時、「ベトナムには住んでいたことがあるし、よく知っている。ベトナムは好きな国だ」と言えるようになってほしいと願っています。

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