[第6回] ヤンゴン市内の交通手段? タクシー
2014年 2月 25日(火)
ヤンゴン市内の主な交通機関としてタクシーとバスがある。鉄道は環状線があるのだが、ヤンゴン市内を1周するのに6時間程度かかるので、通常の交通手段には適さない。今回は、タクシーの乗り方や料金の目安をご紹介する。
1)タクシー
外国人にとっては一番利用しやすいのがタクシー。空港から宿泊ホテルへの移動はタクシーが一番便利ではあるが、ミャンマーのタクシーはメーターを使わないので、料金交渉が必要になる。空港の敷地内にエアポートタクシーのカウンターがあるので、初めての方はここでタクシーを頼むのが無難。空港からダウンタウンまでは8,000KSから10,000KSが相場。宿泊先のホテルの住所と電話番号を見せれば交渉がスムーズだ。空港からダウンタウンまでは通常は45分程度で到着するが、渋滞することも多いので1時間程度みておけば大丈夫。
市内でタクシーを拾う場合は、目的地の住所を伝えて料金交渉となる。最低料金(10分以内で行ける場所)が1,500KSというのが相場で、後は10分毎に1,000KS程度加算されるのが一つの目安になる。
乗車する前に何分くらい掛かるのかを聞いておけば料金交渉がしやすい。ただし通勤ラッシュ時や雨天の場合は少し割高になるのは覚悟しなければならない。まずはダメもとでこちらから安めの値段を言って、そこから料金交渉をするのが得策。
Crown Line Joint Stock Company Media Director
斉藤 公(Hiroshi Saito)
日本の大手出版社のニューヨーク事務所勤務を経て、現在はアジア各国で引越事業とメディア事業を展開するクラウンライングループのメディア・ダイレクターとして、ベトナム・カンボジア・ミャンマー・ラオスの4カ国をカバーする書籍・雑誌の出版を担当している。