[第7回] ヤンゴン市内の交通手段?バス
2014年 4月 19日(土)
<バス>
ヤンゴン市内の主な交通機関としてタクシーとバスがある。鉄道は環状線があるのだが、ヤンゴン市内を1周するのに6時間程度かかるので、通常の交通手段には適さない。今回は、バスの乗り方や料金の目安をご紹介する。
市内を縦横無尽に走るバス。ミャンマー語が理解できない外国人が乗りこなすのは至難の業で、日常の交通手段として乗りこなすには事案がかかりそうである。市内各バス停留所(といってもバス停の表示板がないので)に何番のバスが来るかはパッと歩いているだけではわからず、地元の人に聞くか乗ってみないとどこに行くのかすら分からない。乗り方は車掌が行先を大声で連呼しながら客引きをしているので、その地名に注意して乗り込めばOK。乗車後、車掌が来るので行先を告げ、所定の運賃(100KS?)を支払う。
ダウンタウン地区以外の場所からダウンタウンに行く時は「スーレーパゴダ」がランドマークのようで、「スーレー、スーレー、スーレー(なぜか3回繰り返す)」と言っている。バスに乗ればとりあえずダウンタウンに行くことができる。バスの車体は日本または韓国の中古車が大半で、まだペイントも塗り替えられないまま走っている車体も多く、自分の地元のバスが走っていたりすると、昔の色使いになつかしさを覚えたりする。
Crown Line Joint Stock Company Media Director
斉藤 公(Hiroshi Saito)
日本の大手出版社のニューヨーク事務所勤務を経て、現在はアジア各国で引越事業とメディア事業を展開するクラウンライングループのメディア・ダイレクターとして、ベトナム・カンボジア・ミャンマー・ラオスの4カ国をカバーする書籍・雑誌の出版を担当している。