[第12回] 日帰りで楽しめる!! ヤンゴンからの一人旅:バゴー(前編)
2014年 8月 26日(火)
今回はヤンゴンの北東約70kmにあるバゴーに、鉄道とバスを使って日帰りの旅にトライ。
バゴーは13?16世紀にはモン族の王都となり、マンダレーやバガンと並ぶ古都として知られている。バゴーへの日帰り一人旅を2回に分けてお送りする。
◆直行列車に乗る
ダウンタウンの北端に位置するヤンゴン中央駅から、1日に数本の直行列車が出ている。
普通車は片道(US$1)、アッパークラスは片道(US$3)。

今回はアッパークラスの午前11時発の乗車券を購入。所要時間は約2時間とのこと。乗車券は手書きで作成するので、作成に時間が掛かるのが難点。駅の売店では日本のように駅弁やビールは売っていないので持参が必要。

定刻通りに列車が出発し、最初の30分くらいは時速20?30km程度の安全運転だったので、左右の揺れが心地よい程度であったが、それを過ぎた頃からスピードがアップして上下の揺れが激しくなり、まるでロデオマシーンに乗っているような感じで、脱線が心配になる程であった。乗り物に酔い易い方や体調の悪い方にはオススメできない。車窓からの眺めはずっとのどかな田園風景で、代わり映えがしない。

◆バイクタクシーで観光地を回る。
駅に着くとバイクタクシーの客引きが来るので、早速値段交渉。4箇所の観光地とレストランを訪問して所要時間は3?4時間。15,000KSと言うのを交渉して10,000KSで契約。

バゴーに入るには、「バゴー入域料」としてUS$10(10,000KS)を最初に入る場所で払いチケットをもらう。各所でチケットの提示を求められるので、なくさないように注意が必要。
次回は、バゴーの遺跡をご紹介する。
Crown Line Joint Stock Company Media Director
斉藤 公(Hiroshi Saito)
日本の大手出版社のニューヨーク事務所勤務を経て、現在はアジア各国で引越事業とメディア事業を展開するクラウンライングループのメディア・ダイレクターとして、ベトナム・カンボジア・ミャンマー・ラオスの4カ国をカバーする書籍・雑誌の出版を担当している。